脇侍

定義

脇侍とは、本尊の左右に配され、本尊を補佐または守護する仏・菩薩・祖師などを表す存在です。仏像として置く場合と掛軸の脇掛として奉懸する場合があり、組み合わせと左右の位置は宗派によって異なります。

主な役割

  • 本尊との関係を表す — 宗派の教えや伝承に基づく諸尊・祖師の関係を示します。
  • 仏壇の荘厳を整える — 中央の本尊を軸に左右の構成を整えます。
  • 礼拝対象を明確にする — 位牌や仏具とは異なる宗教的な配置を形にします。

選び方

脇侍は本尊だけを見て一律に決められるものではありません。同じ仏を本尊とする場合でも、宗派や寺院の伝統によって脇掛が異なることがあります。仏壇の幅が狭く左右に置けない場合もあるため、本尊・仏壇・脇侍を別々に購入せず、菩提寺と仏壇店へ一組として確認します。

配置上の注意

中央の本尊が隠れないようにし、左右の脇侍や脇掛が本尊より目立つ配置を避けます。位牌や過去帳を置く場合は、それぞれの宗派の案内に従い、本尊と脇侍の礼拝空間を妨げない位置を選びます。

参照情報

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