茶湯器

Definition

茶湯器とは、仏壇で水や茶を仏前へ供えるための小型の器です。「茶器」「湯茶器」「湯呑」と表記されることもあり、蓋や台を備えた伝統型と、仏飯器に近い意匠のモダン型があります。名称が異なっても、水や茶を供えるという基本の役割は共通します。

主な種類

  • 蓋付き:伝統型仏壇に合わせやすく、茶台と組み合わせる形があります。
  • 蓋なし:日々の出し入れと洗浄がしやすく、モダン仏壇でも使われます。
  • 仏飯器との同柄:複数の仏具を一組として揃えやすい形です。
  • 小型タイプ:上置き仏壇やミニ仏壇で本尊を隠しにくい寸法です。

使うときの確認点

置き場所は仏壇の中段が一般的ですが、仏飯器との並べ方や必要な数は宗派、地域、仏壇の大きさによって異なります。浄土真宗では飲み水や茶を供えず華瓶を用いる考え方があるため、家の慣習が分からない場合は菩提寺へ確認します。供えた水や茶は同じものを長く置かず、日々交換して器も清潔に保ちます。