仏壇用防炎マット

Definition

仏壇用防炎マットとは、ろうそくや線香の火種が仏壇・経机の木部へ直接触れるのを抑え、傷や汚れも防ぐために敷く保護材です。経机の上へ掛ける製品は「経机掛け」「経机敷き」とも呼ばれます。防炎は燃えないことを保証する表示ではなく、着火や燃え広がりを抑える性能を指します。

主な種類

  • 号数別の経机掛け — 唐木型・中京型・若葉型など、経机の形と号数に合わせて選ぶ織物調のマットです。
  • 小型マット — 上置き仏壇の膳引や火立て・香炉の下など、限られた範囲を覆う製品です。
  • フリーカット型 — 幅が固定され、必要な長さだけ購入して棚寸法へ合わせて切る製品です。
  • 仏前用の大型敷物 — 仏壇前の床まで広く覆い、落下した火種や汚れから床面を保護します。

選び方

経机の型名や号数だけで決めず、実際に敷く面の幅と奥行きを測ります。扉、膳引、仏具の脚へ端が干渉しない寸法を選び、用途に合う防炎表示、素材、厚み、洗浄や切断の可否を販売ページで確認します。火立てと香炉の下を覆えても、点火中にその場を離れないこと、周囲の紙や布を遠ざけることは必要です。

使用時の注意

薬剤で防炎加工した布は、洗濯によって性能が変わる場合があります。素材自体が燃えにくい複合シートも、折れ、めくれ、焦げ、変色が生じたら交換を検討します。端が浮くマットは仏具を不安定にするため、平らに収まる状態で使います。