防炎性能

Definition

防炎性能とは、繊維などの可燃物へ小さな火源が接したとき、着火しにくくし、炎や赤熱が広がり続けるのを抑える性質です。防火や耐火と同じ意味ではなく、材料が焦げる、変色する、穴が開く可能性を残しながら、周囲への延焼を遅らせることに重点があります。

評価の見方

  • 残炎時間 — 火源を取り除いた後に炎が続く時間です。
  • 残じん時間 — 炎が消えた後に赤熱が続く時間です。
  • 炭化・損傷 — 焦げた範囲や穴など、材料に残る損傷を見ます。
  • 処理前後 — 洗濯などを想定する区分では、処理前後の性能を確かめる場合があります。

選び方への応用

仏壇用マットでは、単に商品名に「防火」とあるかではなく、どの性能表示を根拠にしているかを確認します。薬剤加工の布、素材自体が燃えにくいシート、ガラス繊維を使う製品では、手入れや耐久性が異なります。取扱説明にない洗濯や切断は避け、焦げやめくれが出たら交換を検討します。