タモ材
定義
タモ材とは、モクセイ科トネリコ属の落葉広葉樹から得られる、白っぽい淡色と均一ではっきりした木目を持つ木材です。本州北中部や北海道のほか、中国、ロシア、朝鮮半島にも生育し、家具市場では近縁のホワイトアッシュが似た性質の材として扱われる場合があります。
見た目と性質
- 色 — 樹皮に近い辺材は白っぽく、中心部はややくすんだ褐色になるため、切り出す位置でグラデーションが生じます。
- 木目 — 根元から先端まで、はっきりした木目が比較的均一に現れます。
- 強度 — 硬く頑丈で、家具やスポーツ用品へ幅広く使われます。
- 経年変化 — 明るい色から、年月とともに黄色がかった飴色へ変わる場合があります。
構成の種類
タモの完成品には一枚板の無垢材だけでなく、短い材を接着した集成材、天然木を薄くスライスして芯材へ貼る突板があります。集成材は木の質感と強度を確保しながら、希少な一枚板より材料を無駄なく使いやすい構成です。仏壇でも表面材と主芯材を分けて読みます。
手入れと設置
冷暖房の風や直射日光が直接当たる場所は避けます。通常は乾いた柔らかい布で木目に沿って拭き、水拭きする場合は布を固く絞って、最後に水分を残さないよう乾拭きします。仕上げ方法で手触りと手入れが変わるため、ウレタン仕上げかオイル仕上げかも確認します。