仏壇の扉構造

Definition

仏壇の扉構造とは、礼拝空間の内外を仕切る扉の枚数、開き方、収納方法を示す分類です。伝統型には内側の「障子」と外側の「雨戸」からなる二重扉があり、モダン仏壇には一重扉、前開き、スライド式、蛇腹式、扉のない型もあります。

主な種類

  • 二重扉 — 外側の重い扉と内側の格子状の扉を備える伝統的な形式です。
  • 一重扉 — 部材を簡素にし、日常の開閉をしやすくした形式です。
  • 三方開き — 扉を手前に開いた後、さらに左右へ広げる形式で、周囲の空間が必要です。
  • 前開き — 扉を主に手前へ開く形式で、モダン仏壇や小型仏壇に見られます。
  • 収納式 — スライドや蛇腹で扉を本体側へ収め、開放時の張り出しを減らします。

開閉前に見る場所

扉を開く前に、左右の壁までの余裕、蝶番や軸の引っ掛かり、供物や仏具との接触を確認します。二重扉では外扉と内扉を別々に扱い、どちらかが動きにくい場合は強く引きません。床や台の傾きでも扉が自然に動くため、本体の水平も確認対象です。

関連記事