突っ張り棒

定義

突っ張り棒は、向かい合う面の間でばねやねじの力を使って圧着し、穴を開けずに固定する伸縮式の棒状器具です。収納用の横向きタイプに加え、家具の天面と天井の間に立てて転倒を抑えるポール式器具があります。

種類

  • バネ式:内蔵ばねを押し縮め、その反発力で固定します。取付幅より数センチ長く伸ばしてから押し込む構造です。
  • ジャッキ式:長さを調整した後、グリップやねじで圧着力を加えます。一般にバネ式より大きな耐荷重を得やすい方式です。
  • 家具転倒防止用ポール式:家具の天面と天井の間に設置し、前方への転倒を抑えます。

正しい取り付け

取付面の強度と製品の対応寸法を確かめ、棒を水平または垂直に保って圧着します。収納用のバネ式は、取付幅より数センチ長く伸ばして押し縮めながら入れます。長く伸ばすほど耐荷重が小さくなるため、製品表示の取付寸法と耐荷重を同時に確認する必要があります。

家具転倒防止用は家具の両端かつ壁側の奥に置き、天井に確実に接する位置へ取り付けます。粘着マット式やストッパー式と組み合わせると、穴を開けない方法でも対策を重ねられます。

活用場面

賃貸住宅では、壁へのねじ止めを避けたい収納、棚、家具、卓上仏壇の転倒対策に利用できます。ただし、突っ張り棒だけで仏壇そのものを支えるのではなく、安定した台の上に仏壇を置き、耐震粘着マットや配置の見直しと組み合わせる使い方が基本です。

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