複数のお神札の祀り方

定義

複数のお神札の祀り方とは、神宮大麻、氏神神社、崇敬する神社などのお神札を、宮形の形式に応じて納め分ける家庭祭祀の方法です。三社造りでは中央と左右へ横に分け、一社造りでは一つの扉の中へ手前から奥へ重ねるのが基本です。

基本の構造

宮形の形式納め方基本の位置・順序
三社造り三つの扉へ横に分ける中央が神宮大麻、向かって右が氏神神社、左が崇敬神社
一社造り一つの扉へ前後に重ねる手前が神宮大麻、次が氏神神社、その後ろが崇敬神社

横並びと重ね祀りは優劣ではなく、宮形の扉数に合わせた納め方の違いです。お神札の寸法や厚みによって扉が閉まりにくい場合は、折ったり強く押し込んだりせず、宮形の内寸や別のお札立てを確認します。

確認の手順

  1. お神札を分ける:神宮大麻、現在の氏神神社、その他の崇敬神社という役割を確認します。
  2. 宮形を見る:扉が一つなら前後、三つなら中央・右・左へ納めます。
  3. 寸法を確かめる:高さ、幅、厚みが宮形の内側に無理なく収まるか確認します。
  4. 授与元を優先する:特別な祈願札や地域固有の案内がある場合は、一般的な並べ方より受けた神社の説明を優先します。

迷いやすい場面

崇敬神社のお神札が複数ある場合は、一社造りでは氏神神社のお神札より後ろへ続けます。三社造りでは左側の区画へまとめる案内が見られますが、宮形の容量を超えるなら無理に納めません。氏神神社が分からない場合や、同じ種類のお神札が複数ある場合は、地域の神社または都道府県の神社庁へ確認するのが確実です。

参考情報

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