新盆用白提灯

定義

新盆用白提灯とは、故人が亡くなってから初めて迎える新盆・初盆に、故人が迷わず家へ戻るための目印として飾る白い盆提灯です。白紋天とも呼ばれ、一般の絵柄入り盆提灯が翌年以降も使われるのに対し、原則として故人一人につき一灯をその年だけ飾ります。

主な形

  • 吊り型 — 軒先、玄関、室内上部などに吊り、床面を使わずに飾れます。天井や鴨居へ金具を固定できるか、全長を収められるかを先に確認します。
  • スタンド式吊り型 — 白提灯を専用スタンドから吊るす形です。賃貸住宅など、壁や天井へ穴を開けにくい住まいで選択肢になります。
  • 置き型 — 台や盆棚の近くへ据える小型の白提灯です。吊り場所がない住まいでも使いやすい一方、脚部の面積と通路を確保します。

選ぶ前の確認

住まいに合う新盆用白提灯を選ぶには、飾る場所の幅・奥行き・高さ、取付面の可否、人の動線、電源方式、収納方法を確認します。LED灯は裸火を避けたい家庭に向き、コードレス式はコンセントから離れた玄関にも置きやすい方式です。ただし、飾る時期や場所、白提灯を用いるかどうかには地域・宗派・家の慣習による違いがあるため、購入前に菩提寺や家族へ確認します。

使用後の扱い

白提灯は新盆の年だけ使い、終了後に処分する案内が一般的です。処分方法に絶対的な一律ルールはなく、寺院でのお焚き上げ、販売店への相談、自治体の分別に従った処分などを検討します。家紋入りを再利用する地域もあるため、処分前に地域の慣習と菩提寺の考えを確認します。

参照

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