伝統型神棚(宮形付き)
定義
伝統型神棚(宮形付き)とは、清浄な高い場所に棚板を設け、その上にお神札を納める宮形と、供物を供える神具を整えた家庭祭祀のしつらえです。厳密には「神棚」はお神札を祀る棚、「宮形」はお宮を模した入れ物を指しますが、日常語では全体を神棚と呼ぶことがあります。
主な構成要素
- 棚板:宮形と神具を安定して置く土台です。設置前に幅・奥行き・天井までの高さを測ります。
- 宮形:お神札を納める入れ物です。一社造りや三社造りなどがあり、祀る枚数と納め方が異なります。
- 神具:米・水・塩・酒などを供える器や榊立てです。必要な前方スペースも含めて設置寸法を考えます。
- 拝礼空間:家族が日々手を合わせ、掃除やお供えの交換を行うための空間です。
御札立てとの違い
伝統型神棚は、宮形の内部にお神札を納め、棚板上で神具やお供えまで一体として整えやすい点が特徴です。御札立ては、お神札を立て掛けたり差し込んだりする簡素な支持具で、屋根や扉を持たない製品が多く、設置面積を抑えやすい一方、露出面のほこりを日常的に払う必要があります。どちらを選ぶ場合も、授与されたお神札の実寸と設置場所を先に確認します。
選び方の要点
| 確認項目 | 判断の要点 |
|---|---|
| 設置寸法 | 棚板の幅・奥行き・天井までの高さを実測します |
| お神札 | 最大の高さ・幅・厚さと、祀る枚数を確認します |
| 祀り方 | 一社造りの重ね祀りか、三社造りの横並びかを決めます |
| 手入れ | 白木は柔らかい布やはたきでほこりを払い、乾拭きを基本にします |