桧製一社
定義
桧製一社とは、桧材で作られた一つ扉の宮形です。神宮大麻、氏神神社、崇敬神社など複数のお神札を一つの内陣へ前後に重ねて納めます。横幅を抑えやすいため、棚板の幅が限られる住まいで選ばれますが、購入前には最も大きなお神札が入る内寸と、重ねても扉が閉まる奥行きを確認します。
主な構成と確認点
- 一つの扉:お神札を一か所へまとめ、手前から順序を整えて納めます。
- 桧の白木:木肌と木目を見せる仕上げが多く、商品表示で産地と使用部位を確認します。
- 内陣:外寸だけでなく、札を納める内部の高さ・幅・奥行きが選定の基準です。
- 棚板との関係:宮形の前へ神具を置き、掃除や札交換ができる余白も必要です。
木曽桧製三社との違い
木曽桧製三社は、三つの扉へお神札を分けて納め、中央と左右の屋根や扉が意匠の中心になります。桧製一社は横幅と扱いやすさを優先しやすい一方、木曽桧製三社は木材表示、三つの内陣、屋根違い・通し屋根などの造形を比較しやすい形式です。どちらが上位という関係ではなく、設置寸法、お神札の見分けやすさ、予算、日常の手入れから選びます。
選び方の例
棚板が小さく、複数のお神札を順序どおりに納められればよい場合は桧製一社が候補になります。三つのお神札を個別の扉へ分け、宮形の左右対称性や木曽桧の木目を重視する場合は木曽桧製三社を比較します。地域の慣習や納め方に迷う場合は、お神札を受けた神社へ確認します。